クレジットカードは「年会費が無料ならお得」と思いがちですが、実は還元率や特典はカード会社によって大きく異なります。この記事では、大手金融出身の筆者が実際に使った主要5枚を徹底比較。年会費の有無・ポイント還元・付帯サービスを一覧表で整理し、あなたに合う一枚を見つけるコツを解説します。
Contents
なぜ比較が必要なの?
「ポイントが高いカードが正解」と決め付けると、実は自分の生活スタイルに合わず損をすることがあります。わたしも社会人デビュー当時、年会費が高いゴールドカードを見栄で作り、ほとんど特典を使えず年会費だけ払った苦い経験があります。だからこそ**「年会費 × 還元率 × 利用シーン」**で比較することが重要です。
おすすめクレジットカード比較表
カード名 | 年会費 | 基本還元率 | 国際ブランド | 主な特典・強み |
---|---|---|---|---|
三井住友カード(NL) | 永年無料 | 0.5%~7%(コンビニ等最大) | Visa/Mastercard | ナンバーレスで安心、タッチ決済で最大7%還元 (smbc-card.com) |
楽天カード | 永年無料 | 1% | Visa/Mastercard/JCB/Amex | 楽天市場でポイント+2%、楽天経済圏と相性◎ (rakuten-card.co.jp) |
JCBカード W | 永年無料 | 常時1%(ポイント2倍)/最大10.5% | JCB | 18~39歳限定、Amazonで高倍率還元 (jcb.co.jp) |
Orico Card THE POINT | 永年無料 | 1%(入会6か月2%) | Mastercard/JCB | iD・QUICPay対応、オリコモール経由で加算 (orico.co.jp) |
アメックス・グリーン | 月会費1,100円(税込) | 0.3%~1% | American Express | 国内主要空港ラウンジ無料、旅行保険充実 (nissen-ncs.jp) |
表の見方
- 年会費:無料か月会費かを明示。
- 基本還元率:通常決済時のポイント。提携店でのアップ分は「最大」で記載。
- 主な特典:初心者が体感しやすいメリットを厳選。
クレジットカードを選ぶ3つのコツ
1. 利用シーンを書き出す
スーパー・コンビニ中心なら還元率重視、旅行が多いなら海外保険やラウンジ特典を優先。
2. 年会費と特典の元が取れるか計算
アメックス・グリーンの月会費は1,100円ですが、空港ラウンジを年3回使えば十分ペイします。
3. 還元ポイントの「使いやすさ」を確認
楽天カードは楽天市場や街の加盟店でポイントが消化しやすい一方、Amexポイントはマイル交換向きです。
体験談:わたしの使い分け
- 日常の決済:楽天カードで1%固定&楽天ペイ連携。
- コンビニ・飲食店:三井住友カード(NL)のタッチ決済で最大7%。
- 旅行時:アメックス・グリーンでラウンジ+海外旅行保険。
この3枚体制にしてから、年間ポイントは約25,000円相当アップし、年会費も実質プラス収支になりました。
よくある質問(FAQ)
Q. 何枚持つのがベスト?
A. まずはメイン1枚+サブ1枚で十分。特典目的なら3枚までに抑えましょう。
Q. 審査が不安です。
A. 年会費無料カードは比較的審査が緩やか。申し込み情報を正確に入力すれば通過率は上がります。
Q. タッチ決済とICチップはどちらが安全?
A. 最新ICチップ+タッチ決済対応カードならセキュリティレベルは同等。盗み見リスクが低いナンバーレス仕様がおすすめです。
まとめ
クレジットカード選びで大切なのは、年会費とポイントだけでなく「自分が得を実感できる特典」を見逃さないこと。この記事の比較表を参考に、まずは気になる1〜2枚を公式サイトでチェックしてみてください。
著者プロフィール
大手金融会社での勤務を経て独立した30代男性。
クレジットカードの違いに気づき「知らずに損する人を減らしたい」と思い当サイトを開設。
普通の30代男性なので顔出しはできませんが、実体験をもとにリアルなカード情報をお届けします。