毎月必ず発生する電気代、ガス代、水道代などの公共料金。

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これらをクレジットカードで支払うことで、年間数万円もお得になることをご存知でしょうか。
現金や口座振替で支払っている方は、実は大きな機会損失をしているかもしれません。
本記事では、公共料金のクレジットカード払いのメリットから、最適なカードの選び方、そして2024年現在最もおすすめできるクレジットカード5選まで、詳しく解説していきます。
Contents
公共料金のクレジットカード払いの基本知識
公共料金のクレジットカード払いとは、電気・ガス・水道・電話・インターネットなどの料金を、毎月自動的にクレジットカードから決済する仕組みです。
一度設定すれば、毎月自動的に支払いが完了するため、支払い忘れの心配もありません。
対応している公共料金の種類
現在、ほとんどの公共料金でクレジットカード払いに対応しています。
具体的には以下のような料金が対象となります。
・電気代(東京電力、関西電力、中部電力など)
・ガス代(東京ガス、大阪ガスなど)
・水道代(自治体により対応状況が異なる)
・固定電話代・携帯電話代
・インターネット料金
・NHK受信料
・国民年金保険料
特に注意したいのが水道代で、自治体によってはクレジットカード払いに対応していない場合があります。
お住まいの地域の水道局に確認することをおすすめします。
クレジットカード払いのメリット
公共料金をクレジットカードで支払う最大のメリットは、ポイント還元です。
一般的なクレジットカードでも0.5%~1.0%のポイント還元があり、年間の公共料金が20万円の場合、1,000円~2,000円相当のポイントが貯まります。
また、支払日の統一化により家計管理が簡単になる点も見逃せません。
複数の公共料金の支払日がバラバラだと管理が大変ですが、クレジットカード払いにすることで、実質的に支払日を統一できます。
さらに、利用明細がデジタルで管理できるため、家計簿アプリとの連携も容易になり、家計の見える化が進みます。
公共料金におすすめのクレジットカード5選
公共料金の支払いに最適なクレジットカードを、還元率、年会費、特典などを総合的に評価して5つ厳選しました。
1. 楽天カード
年会費無料でありながら、公共料金の支払いでも1.0%の高還元率を誇る楽天カード。
貯まった楽天ポイントは楽天市場での買い物はもちろん、楽天ペイを通じて街中の店舗でも利用可能です。
楽天経済圏を利用している方には特におすすめです。
2. リクルートカード
公共料金を含むすべての支払いで1.2%という業界最高水準の還元率を実現するリクルートカード。
年会費無料でありながら、じゃらんやホットペッパーでの利用でさらにお得になります。
貯まったリクルートポイントはPontaポイントに等価交換できるため、使い道も豊富です。
3. Yahoo! JAPANカード
PayPayとの連携が強力なYahoo! JAPANカード。
公共料金の支払いで1.0%のTポイントが貯まり、PayPayチャージでもポイントが貯まります(一部制限あり)。
Yahoo!ショッピングやLOHACOでの買い物が多い方におすすめです。
4. dカード
NTTドコモユーザーなら絶対に持っておきたいdカード。
公共料金の支払いで1.0%のdポイントが貯まり、ドコモ料金の支払いではさらに特典があります。
dポイントは加盟店が多く、日常生活で使いやすいポイントです。
5. オリコカード・ザ・ポイント
入会後6ヶ月間は2.0%の高還元率を誇るオリコカード・ザ・ポイント。
通常時も1.0%の還元率で、年会費は無料です。
貯まったオリコポイントは様々なポイントやギフト券に交換できる汎用性の高さが魅力です。
クレジットカード選びのポイントと注意点
還元率だけでなく総合的に判断
クレジットカード選びでは還元率に注目しがちですが、それだけでは不十分です。
年会費、ポイントの有効期限、交換先の豊富さ、付帯サービスなどを総合的に考慮する必要があります。
例えば、年会費が1,000円かかるカードの場合、年間10万円以上の公共料金を支払わなければ、年会費無料のカードより損をしてしまう可能性があります。
ポイントの使いやすさを重視
いくら高還元率でも、貯まったポイントが使いにくければ意味がありません。

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普段利用する店舗やサービスで使えるポイントが貯まるカードを選ぶことが重要です。
また、ポイントの有効期限も要チェックです。
せっかく貯めたポイントが失効してしまっては元も子もありません。
設定時の注意点
クレジットカード払いに変更する際は、各事業者のウェブサイトや電話で手続きを行います。
手続きには1~2ヶ月程度かかる場合があるため、余裕を持って申し込むことをおすすめします。
また、カードの有効期限が切れた際の更新手続きも忘れずに行いましょう。
自動更新されない場合があるため、事前に各事業者に確認しておくことが大切です。
家族カードの活用
家族がいる場合は、家族カードを発行して公共料金の支払いをまとめることで、より効率的にポイントを貯めることができます。
ただし、家族カードの年会費や発行枚数制限についても事前に確認しておきましょう。
まとめ
公共料金のクレジットカード払いは、ポイント還元による節約効果、支払い管理の簡素化、家計の見える化など多くのメリットがあります。
年間数万円の節約効果も期待できるため、まだ現金や口座振替で支払っている方は、ぜひクレジットカード払いへの変更を検討してみてください。
カード選びの際は、還元率だけでなく年会費、ポイントの使いやすさ、付帯サービスなどを総合的に判断することが重要です。
今回紹介した5つのカードは、いずれも公共料金の支払いに適した優秀なカードですので、ご自身のライフスタイルに合わせて選択してください。
一度設定してしまえば、毎月自動的にポイントが貯まる仕組みが完成します。
この機会に、お得で便利なクレジットカード払いを始めてみませんか。