ふるさと納税を利用する際、クレジットカード決済を選ぶことで返礼品に加えてクレジットカードのポイントも獲得できます。
Photo by Nik on Unsplash
しかし、どのクレジットカードを使えば最もお得になるのか迷っている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、ふるさと納税に最適なクレジットカードの選び方から、おすすめのカードまで詳しく解説します。
Contents
ふるさと納税でクレジットカードを使うメリットと基本知識
クレジットカード決済のメリット
ふるさと納税でクレジットカードを使用する最大のメリットは、寄附金額に応じてポイントが貯まることです。
例えば、還元率1%のクレジットカードで10万円の寄附を行った場合、1,000円相当のポイントが獲得できます。
これは実質的に返礼品に加えた追加の還元と考えることができます。
また、クレジットカード決済なら24時間いつでも寄附が可能で、年末の駆け込み寄附でも確実に決済が完了します。
銀行振込のように営業時間を気にする必要がなく、手続きも簡単です。
注意すべきポイント
ただし、ふるさと納税サイトによってはクレジットカード決済手数料がかかる場合があります。
手数料が高い場合、ポイント還元のメリットが相殺される可能性があるため、事前に確認することが重要です。
また、クレジットカードの名義人と寄附者の名前は一致している必要があります。
ふるさと納税におすすめのクレジットカード10選
高還元率カード
楽天カード
楽天ふるさと納税を利用すれば、通常の1%に加えてSPU（スーパーポイントアッププログラム）により最大3%の還元率が期待できます。
楽天市場での買い物と同様に、お買い物マラソンなどのキャンペーン時にはさらに高い還元率を実現できます。
リクルートカード
基本還元率1.2%と高水準で、ふるさと納税でも同じ還元率が適用されます。
貯まったポイントはPontaポイントに交換でき、ローソンやじゃらんなど幅広い場面で利用できます。
PayPayカード
基本還元率1%で、Yahoo!ショッピングのふるさと納税を利用すれば追加ポイントも獲得できます。
PayPayでの支払いにも利用でき、日常使いでの利便性も高いカードです。
ステータスカード
三井住友カード ゴールド（NL）
年間100万円以上の利用で翌年以降の年会費が永年無料になる特典があります。
ふるさと納税の利用額も年間利用額に含まれるため、高額な寄附を予定している方にはメリットが大きいカードです。
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
ポイントの有効期限がなく、メンバーシップ・リワード・プラスに登録すれば航空会社のマイルに高いレートで交換できます。
ふるさと納税で貯めたポイントを旅行に活用したい方におすすめです。
クレジットカード選びのポイントと活用術
還元率以外の重要な選択基準
単純な還元率だけでなく、ポイントの使いやすさも重要な要素です。
貯まったポイントが日常的に使える場所や方法で利用できるかを確認しましょう。
また、ポイントの有効期限も要チェック項目です。
年会費とのバランスも考慮する必要があります。
高還元率のカードでも年会費が高額な場合、ふるさと納税の利用だけでは元を取れない可能性があります。
年間の寄附予定額と年会費を比較して、総合的にお得になるカードを選びましょう。
最大限お得にする活用術
キャンペーン時期を狙うことで、通常よりも高い還元率を実現できます。
Photo by Ronak Ramnani on Unsplash
楽天ふるさと納税なら楽天スーパーセール期間中、Yahoo!ショッピングなら5のつく日などが狙い目です。
また、複数のふるさと納税サイトを使い分けることも効果的です。
それぞれのサイトで異なるクレジットカードの優遇があるため、寄附先や返礼品に応じて最適なサイトとカードの組み合わせを選択しましょう。
税制上の注意点
クレジットカードで決済した場合、寄附金控除の対象となるのは決済日ではなく、自治体が寄附を受け取った日です。
年末の寄附では、決済のタイミングに注意が必要です。
まとめ
ふるさと納税でクレジットカードを活用することで、返礼品に加えてポイント還元というダブルメリットを享受できます。
最適なクレジットカード選びには、基本還元率、ポイントの使いやすさ、年会費、利用するふるさと納税サイトとの相性などを総合的に判断することが重要です。
特に楽天カードやリクルートカードのような高還元率カードは、ふるさと納税初心者にもおすすめです。
一方、年間の寄附額が大きい方は、ステータスカードの特典も視野に入れて検討してみてください。
適切なクレジットカードを選んで、ふるさと納税をより一層お得に活用しましょう。
ただし、ふるさと納税の本来の目的である地域貢献を忘れずに、応援したい自治体への寄附を心がけることも大切です。
