JCBのクレジットカードを検討している方の中で、「JCB一般カード」と「JCB CARD W」のどちらを選ぶべきか迷っている方は多いのではないでしょうか。
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同じJCBが発行するカードでありながら、年会費やポイント還元率、申込条件などに大きな違いがあります。
本記事では、これら2つのカードの特徴を詳しく比較し、あなたに最適なカード選びをサポートします。
Contents
JCB一般カードとJCB CARD Wの基本スペック比較
まずは、両カードの基本的な違いを表で確認してみましょう。
年会費と申込条件の違い
JCB一般カードは年会費1,375円（税込）がかかりますが、初年度は無料で、条件を満たせば翌年度も無料になります。
一方、JCB CARD Wは年会費が永年無料という大きなメリットがあります。
ただし、JCB CARD Wには年齢制限があり、18歳以上39歳以下の方のみが申し込み可能です。
40歳以降は年会費無料で継続利用できますが、新規申込はできません。
JCB一般カードには年齢制限がなく、18歳以上であれば誰でも申し込むことができます。
このため、40歳以上の方がJCBカードを新規で作る場合は、JCB一般カードが選択肢となります。
ポイント還元率の大きな違い
最も重要な違いの一つがポイント還元率です。
JCB一般カードの基本還元率は0.5%（1,000円につき1ポイント）ですが、JCB CARD Wは常に2倍の1.0%（1,000円につき2ポイント）となっています。
年間100万円利用した場合を例に取ると、JCB一般カードでは1,000ポイント（約5,000円相当）、JCB CARD Wでは2,000ポイント（約10,000円相当）が貯まります。
この差は非常に大きく、年会費を考慮してもJCB CARD Wの方がお得になるケースがほとんどです。
実際の利用シーンでの損益分岐点
どちらがお得になる年間利用額は？
JCB一般カードの年会費を1,375円、ポイント還元率の差を0.5%として計算すると、年間27万5,000円以上利用する場合はJCB CARD Wの方がお得になります。
月額にすると約2万3,000円程度です。
ただし、JCB一般カードも条件を満たせば年会費無料になります。
年間50万円以上の利用またはMyJチェックの登録で翌年度年会費が無料になるため、この条件をクリアできる場合の損益分岐点は異なります。
年会費無料の条件を満たした場合でも、ポイント還元率の差により、JCB CARD Wの方が有利な状況は変わりません。
特約店でのポイント優遇
両カードともJCBオリジナルシリーズパートナーでのポイント優遇を受けられますが、JCB CARD Wの方が有利です。
例えば、Amazonでの利用時、JCB一般カードは2倍（1.0%還元）ですが、JCB CARD Wは4倍（2.0%還元）になります。
スターバックスでは、JCB一般カードが5倍（2.5%還元）、JCB CARD Wが10倍（5.0%還元）と、大きな差が生まれます。
それぞれのカードが向いている人の特徴
JCB CARD Wがおすすめな人
JCB CARD Wは39歳以下で、年会費無料でお得にポイントを貯めたい方に最適です。
特に以下のような方におすすめします：
・年会費を一切払いたくない方
・ポイント還元率を重視する方
・Amazonやスターバックスをよく利用する方
・初めてクレジットカードを作る若い方
・オンラインでの申し込みに抵抗がない方
JCB CARD WはWeb入会限定のカードで、明細書もWeb明細のみとなります。
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デジタル世代の方には使いやすく、ポイント還元率の高さも相まって非常に人気の高いカードです。
JCB一般カードがおすすめな人
JCB一般カードは以下のような方に適しています：
・40歳以上でJCBカードを新規で作りたい方
・紙の明細書を希望する方
・JCBブランドの正統派カードを持ちたい方
・年会費を払ってでもサービスの充実を求める方
JCB一般カードは、JCBの歴史ある正統派カードとして位置づけられており、サービス面でも充実しています。
また、年齢制限がないため、JCB CARD Wの申込対象外の方にとって重要な選択肢となります。
まとめ：最適なカード選びのポイント
JCB一般カードとJCB CARD Wの比較において、最も重要な判断基準は年齢と年会費に対する考え方です。
39歳以下の方であれば、ポイント還元率の高さと年会費無料の魅力から、JCB CARD Wを選ぶのが一般的におすすめです。
40歳以上の方や、JCBの正統派カードを持ちたい方はJCB一般カードが選択肢となります。
ただし、年会費を考慮すると、年間50万円以上の利用でMyJチェックに登録し、年会費無料の条件をクリアすることが重要です。
どちらのカードも国際ブランドJCBの充実したサービスを受けられ、海外での日本語サポートや優待サービスなど、JCBならではの特典を享受できます。
あなたのライフスタイルと利用予定額を考慮して、最適なカードを選択してください。
